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タタミズム

魔法の草、い草。
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1300年勝ち続けた畳の本当の良さは何だろう?
ここでは、1300年勝ち続けた畳の歴史から、い草の性質や構造、畳の豆知識など様々な事を取りまとめた、畳の百科事典としてご紹介します。
【藺(い)】=イ草
イグサ科の多年草。湿地に自生。また水田に栽培。地下茎を持つ。円錐形の茎は細長く地上約1メートル、中に白色の髄がある。葉は退化し、茎の基部で褐色の鞘状をなす。5〜6月の頃、茎の先端に花穂をつけるが、その上部に茎のように高く伸びるのは苞葉。花は小さく緑褐色。茎は花むしろ・畳表・髄は灯心とする。イグサ・トウシンソウ。

岩波書店 広辞苑より

い草イメージ画像
1300年に渡る、畳の歴史。
古代 奈良時代 平安時代 鎌倉時代 室町時代 安土・桃山時代 江戸時代 明治時代 大正時代 昭和時代 現代
平安時代に、現在のような畳となった。
畳が現在のようにワラの上にい草の表を取付けたものになるのは平安時代からと言われています。当時は厚さ9センチ位の厚畳としてベッドや座具に使用されていました。室町時代には、今日のように部屋全体に畳を敷き詰めるようになり「座敷」と呼ばれるようになりました。長さや厚さも統一され床材へと変化していきました。
今日では生活様式の変化や、それぞれの住宅環境・ニーズに合わせた畳が登場し、その床もワラ床、建材床やバリアフリー対応の床(厚さ15ミリ程度)と使い分けるようになり、多様化しています。
イメージ
い草の断面図
い草の断面を顕微鏡で見てみると内部は
燈芯(とうしん)という星状の細胞組織が
詰まっていて、多くの空気を含んでおり、
スポンジのようにソフトなクッション性が有ります。
 表面は丈夫な筋入りの表皮に覆われて
いて、脂肪分の粘性と適度な湿気による膨張、摩擦にも耐えうる構造になっています。

畳工事とは。
畳替えとは主に、畳の表面が日焼けして、今付いている畳表(畳の表面=い草部分)を取り外しひっくり返して張り直したり、一度裏返した畳、もしくは畳表が傷んだ畳、今使っている畳表を新しいものに取り替えたり、畳床(畳の中身部分)、畳表、全てを新しいものに取り替えたりする作業のことです。

畳はベッドだった。
奈良の正倉院には、「御床」[おんしょう]という聖武天皇(701〜756年)の使った、畳を敷くベッドが残されているほどで、畳ははじめ、今のように敷物ではなく、高貴な身分の人の寝具、しかもベッドのような使われ方をしていたのです。「御床」も237×119cm、高さ:38.5cmの木製の台の上に、何枚もムシロを重ね、さらに薄い畳が敷かれていました。京都御所の清涼殿には、平安時代の面影が残っていますが、天皇の寝間にあたる部屋には、「御帳台」[みょうちょうだい]と呼ばれる台があり、ここに厚畳が置かれ、天皇のベッドにも使われていたといいます。

町の大きさがキメた、畳のサイズ  
畳のサイズに京間というものがありますが、これは畳の中では一番大きいサイズになります。では、この寸法はいつどうやって決められたのでしょう?
 延歴13年(794年)京都から平安京に遷都された時、平安京の町を正方形に均等に区分し、その1区画の1辺を36帖、それに道幅の4帖を加えて40帖にしました。これを6等分したものから、柱の太さ4寸を引いたものが京間の6尺3寸となたったのです。

国産と中国産の価格の違い
10数年前から中国でい草の栽培が始まり、ここ最近では日本の消費畳の約半分が中国産の畳表になっています。
低価格を背景に普及が進み、また品質も国産と比べそん色なくなってきました。但し、国産のい草と比較した場合、耐久性や色つやの面で多少劣ります。国産の畳表、中国産の畳表は、使用目的に応じて選び分けるのが、賢い方法でしょう。
国産畳表生産分布

メセキ織り
い草と経糸を交互に織り上げたもので、すっきりとして柔軟性があります。特に、縁なし畳によく使われます。
□ 普通の畳表
□ メセキ織の畳表

メセキ織り
畳の表面と同じ織り方です。立糸が全く表面に出ないので汚れにくい織り方です。表面がなめらかでゴミがたまりにくい織り方です。

メセキ織り
日本古来からの上敷用としての織り方です。少ない材料で見映えよくでき、立糸が外に出ないので汚れにくい織り方です。
 
畳の出来るまで(い草の栽培から選別まで)
植え付け(有機栽培水田)
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い草の苗は11月の手がかじかむ寒い時期に有機栽培水田で植え付けされます。
刈取り(収穫)
7月の朝方3時・4時に刈り取りが行われ、刈り取ったい草は、朝のうちに泥染め、乾燥されます。
泥染
独特の色と香りと光沢のために、天然の岩石を粒子状にした染土で泥染めを行います。
乾燥
泥染めされたい草は、天日や、専用の乾燥機により乾燥されます。
選別  
製織機に掛けられ、漸く畳表に織られます。

織り
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い草の苗は11月の手がかじかむ寒い時期に有機栽培水田で植え付けされます。
畳は天然の空気乾燥機
畳一帖は一日で500ccの水分を吸収し、部屋が乾燥すると蓄えていた湿気を放出する、天然の調湿機農を持っています。このため梅雨時は湿気を速やかに吸収し、乾燥した時は適度な湿気を破産することで一年中爽やかなお部屋を足元から支えます。さらに、人体に有害とされる二酸化窒素やホルムアルデヒドを分解・吸収する空気清浄機能も備えています。

畳表の寿命は最大で50年
畳の手入れは2〜3年で畳表を裏返し、4ー5年で表替え(張り替え)が目安です。畳床は上手に使えば40〜50年は持つと言われています。意外と思われるかもしれませんが、畳床の寿命は結構長く、経済的にも重宝する強者です。

畳についたシミって、どうやって落とすの?
◎お醤油をこぼしたら・・・
小麦粉・ベビーパウダーをふりかけ、粉に吸着させ掃除機で吸引します。
◎家具の跡がついたら・・・
厚い濡れタオルを固く絞り、跡がついた場所にのせアイロンをかけよく乾かします。
◎クレヨン・マジックがついたら・・・
クリームクレンザーを乾いた布につけ、丁寧に拭き取ります。油性マジックはマニキュアの除光液で拭き取ります。
※畳が新しい時は、多少の跡は残ります。
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畳表の寿命は最大で50年
七島表はカヤツリグサ科に属する多年生草本、「七島い」を原料として作った表で、「七島い」は「琉球い」、「三角い」、「豊後い」とも言われ、普通のい草の断面が丸いのに対し三角形の断面を持ち、これを半分に裂いて乾燥させ、選別した上で麻糸を経糸に織上げます。この表は耐久力があり火気に強いため、昔から柔道畳や農家作業場、呉服屋の畳などに縁をつけずに使われていました。現在ではデザイン的に半畳のへりなし畳に使われることが多くなっています。琉球畳とは、この表を使った半畳のヘリなし畳のことを言います。
畳表の寿命は最大で50年
備後が語源のビーグ。沖縄で120年以上前から生産され沖縄の家庭で一般的に使われています。染土をつけないため、自然な味わいが感じられます。また、普通のい草の約倍の太さがあるため、弾力性があり、座り心地が良く、表革が普通のい草と比べ非常に硬いので、耐久性に富んでいます。
 

 
   
☆湿度の調整
  ダニは生物ですので体の3分の1は水です。しかし直接水を飲むことはできません。そこでダニは自分の体内と大気の水分の出し入れができるような構造になっています。大気が乾燥すれば自分の体も乾燥してしまい、活動が制限されたり、死んでしまったりします。室内のダニの体内の相対湿度は70%前後なので、室内の湿度を60%以下に保てば、繁殖が抑えられ、数も確実に減ります。

 
☆掃除
  掃除をすることにより、全てのダニのを取り除けるわけではありません。しかしできるだけこまめに掃除をすることにより、ダニのエサとなるチリ・アカ・フエ等を取ることはできます。また掃除機を使う時には、室内の換気を良くしてから掃除機をかけるように心がけましょう。
☆カビを取る
  ダニはカビ等の真菌類も食べるので、真菌類をある程度除去することによりその場所での繁殖を防ぐことが出来ます。
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☆吸血するダニ(寄生するダニ)
  代表的なものではイエダニ・ササラダニ・マダニ・トゲダニ・ヒゼンダニ等がいます。これらのダニは犬・猫・ウサギ・鳥・ネズミ・人間等に寄生しながら生きています。前者の動物から吸血し、普段はその動物の生活の場所等にいます。これらのダニの対策としては、家で飼っている動物に気を付ける。また、野原に出るときは長袖、長ズボンで行くよう心がけると良いでしょう。これらのダニは、比較的大きく0.5〜3mm程で目に見えます。
 
☆食品を食べるダニ
  代表的なものではコナダニ、ニクダニ等がいます。これらは食品・カビ等を食べて生活しています。これらのダニは比較的小さく0.3mm程度です。生活場所は、かなり広く高温多湿の条件が揃えば、どこにでも発生します。これらのダニは主にカビ・穀物類を食べ、特に稲科の植物とその成分で、できている製品(ビスケット・パン)を好みます。また、適応力が強く、畳の下などに大量発生する事もあります。
☆住居内に多くいるダニ
  チリダニは、住居で発見されるダニの7割〜8割に当たります。その中でもコナヒョウダニやヤケヒョウダニがほとんどを占めています。体は比較的小さく0.2〜0.5mmで、ジュウタンの中や畳の中、布団、ソファーの中等、あらゆるところに生活しています。特に人を刺したりはしませんが、このダニの死骸やフンがアレルギーの原因となることから最近注目を集めている種類です。
 
☆他のダニを捕食するダニ
  これに当たるのがツメダニです。このダニは捕食性のダニで体も比較的大きく0.4〜1.0mm程で触覚に付いている爪で他のダニを捕まえ、体液を吸います。行動は敏速で、なかなか捕まえることはできません。これらのダニはカビや穀物類を食べるダニを主食としています。時には、ノミの幼虫のような小型昆虫類をも攻撃し、エサが不足すると互いに共食いすることもあります。また、他のダニの居場所を察知する能力が非常に優れているので、このダニがいる所には、エサとなるダニが、必ず居ると思って間違いありません。またこのダニは間違えて人を刺してしまうことがあり、患部がはれてかゆくなる症状が起きますが、これはアレルギーではありません。
 

 
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☆温湿度
  室内に温湿度計を置き常に室内の湿度を換気・除湿機等でコントロールするようにします。※4人家族が生活すると、1日5リットルの水分が蒸発します。また1人の入浴で2リットルの水が浴室内にこもります。
☆家具の置き方に注意する
  空気が流れなくなってしまうような所は、湿度が上がりカビが繁殖しやすい事が分かっています。家具と家具、または家具と壁のすき間にも、風が流れるくらいのすき間を空けて配置すると良いでしょう。
 
☆室内の水はすぐ抜き取る
  浴室などの水滴も、できるだけ使い終えたら拭き取るようにします。これにより、その場からカビが繁殖するのを抑えることができます。
☆掃除をこまめに
  カビは発芽から胞子をつけるまでに時間が掛かります。人間の目に見るようになった時点では、すでに胞子をまき散らしている状態ですので、カビが生えそうな場所は、カビが成長する前に、念入りに掃除をしてしまうと良いでしょう。
☆生えたカビはカビ取り剤で
  生えてしまったカビは市販の次亜塩素酸ソーダのカビ取り剤で取ることができます。これは、漂白効果もあるので、カビのついていた黒いところも取れます。但し、カビ取り剤に含まれる成分には、人体に有害な物質もありますので、必ず、窓を開け換気を良くして作業するようにしましょう。
   
   
☆ペニシリウム(5〜20℃で繁殖)
  ペニシリウム菌は地球上のいたる所に広く分布しています。このカビのないところはないと言っても良いほどです。建物の中でも非常に多く、一般的には『アオカビ』と呼ばれています。このカビは抗生物質第一号の『ペニシリン』の原料です。またチーズの原料でもあります。しかし、同じペニシリウムの仲間でも悪事を働くカビもいるのです。このカビは290種もあり、胞子として人間の体に侵入し、特に肝臓・腎臓・神経系に異変を起こさせるカビも少なくありません。
 
☆フザリウム(20〜40℃で繁殖)
  このカビは『アカカビ』と呼ばれ、畑などで麦をはじめ多数の植物に寄生する植物病原菌です。種類や年数等により赤紫・赤橙・ピンク・褐色・黄色・白等に変化します。このカビは農作物を汚染しこの菌に感染した麦を食べることによって、わが国においても過去何度となくアカカビ中毒が発生しています。建物の中では壁紙等の裏からよく赤紫色のこのカビが発見されます。
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☆クラドスポリウム(5〜20℃で繁殖・35種)
  このカビは黒く見えるので普通『クロカビ』と呼ばれていますが、厳密には『クロカワカビ』言います。冷蔵庫の中のカビはこのカビです。このカビは主に業務用冷蔵庫などの悪臭の原因です。また温度への適応性が強く、普通の室内でも繁殖し、あるものは、ぜんそくの原因となります。
 
☆アルテルナリア(20〜40℃で繁殖)
  『 スズカビ』と呼ばれるこのカビは、始めは灰色で時間が経つにつれ灰黒色になります。シャワーホース・シャワーカーテン・風呂の椅子などの合成樹脂に付くカビとして知られています。このカビは特に毒素は生産しませんが、長時間一緒にいると他のカビと同じようにアレルギーなどの原因となります。
☆アスペルギルス
  このカビは『コウジカビ』と呼ばれ、ごく普通に見られる不完全菌の一つです。このうち一部のものが、麹として味噌や醤油、日本酒を作るために用いられている。発酵食品の製造に利用される一方で、コウジカビの仲間にはヒトに感染して病気を起こすものや、食品に生えたときにマイコトキシン(カビ毒)を産出するものがあり、医学上も重要視されているカビの一種である。
   

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