■ 環良草の特徴 栽培方法

『環良草』は、栽培方法から見直したことで、クッション性に優れた足触りが心地良い、今までにない畳表に仕上がっています。
 
POINT1 土が違います。


有機質を多く含む肥料
土は植物を育てる基礎となるので、とても重要な意味を持ちます。それはい草でも同じです。環良草の土壌は、有機質を多く含む肥料(牛糞・豚糞・稲ワラなどをブレンドしたもの)を使っています。それにより土の硬化を防ぎ柔らかくふわっとした土でい草を育てることができます。土の詳しい説明はこちら
 
POINT2 根が違います。

環良草
通常の根
有機質を多く含む肥料をふんだんに使った土壌で育つい草は、根の張り方にも違いがでます。環良草の根は、地中深く成長し、養分を吸収しやすく、根の1本1本が太くまた数も多く長いのが特長です。
 
POINT3 草が違います。

良質な土壌にしっかりと張った根により、優良ない草に育ちます。さらにい草自体が抵抗力を持ち、害虫をよせつけない強いい草に成長します。
 
POINT4 残留農薬検出せず。

残留農薬の一斉分析の結果、"検出せず"との結果が得られています。直接肌に触れるものなので、家族のこと・環境のことを考えると、安心して使える環良草をおすすめします。
 
 微生物有機農法

◎圃場に散布する肥料は有機質肥料といわれる肥料の中でも牛・豚・鶏の糞尿を独自の微生物菌で約9ヶ月かけて完熟発酵させた堆肥と液肥である(これは家畜の糞尿処理に頭を悩ませている畜産農家にとっても有益であり、循環型農業の推進にも役立っている)

◎この堆肥液肥は有機質肥料の先進的取組みで全国的にも知られている宮崎県の綾町が使用しており、品質は折り紙つきである

◎製造している工場では堆肥液肥の生産量が少なく流通は限られておりイグサ栽培に使用しているのは弊社グループだけである

◎微生物有機農法では植物の生育に必要といわれている三要素(窒素・リン酸・カリウム)の中でも窒素分を減らしリン酸分を増やしているのが特長。一般的に窒素分は植物の成長に大きな影響を与えるが、与えすぎることにより植物が徒長し、軟弱になるため病虫害に侵されやすくなる危険性がある。(イグサは長く成長したものが価値が高いため窒素分を多く与える傾向にある)

◎そのため農薬の使用量も増やさざるを得ないが、この農法を採用することにより農薬(特に殺虫剤)の使用量も減らすことが出来る

◎窒素分を減らした場合懸念されるイグサの伸びは堆肥液肥に含まれるリン酸・カリウム、その他の肥料成分により土壌バランスは向上しており従来のものと変わらない伸びが維持できる

◎微生物有機農法で特長的なことは根の張り(伸び)が従来のものと比較して大きいことであるがこれは高いリン酸分により土壌が活性化し栄養分を吸収しやすい環境になったためであると考えられる

◎成長が促進される化学肥料を極力抑えていることから、イグサ栽培に費やす日数は多くなるがその分ゆっくりと十分に張った根で土の中の栄養分を吸収でき、最高のタイミングを見計らいながら収穫を行うため茎の太い弾力性に富んだ耐久性のあるイグサが採れる



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